弊社の仕事も“やりがい”もありますし、“たいへん”なところもあります。
1つの作品を仕上げて無事に納品するという事は、クライアントに満足してもらうという事です。
自分が相手の気持ち(お金を支払う側の気持ち)になって考えてみれば分かると思いますが、パースといっても単なる建物の「絵」ですから、「この絵は嫌い」とクライアント様が思うこともありえます。
そう言われれば、その評価を甘んじて受け入れなければなりません。
つまり、制作者が、”この「絵」は良い”と思っても、クライアントが”この「絵」はダメ”と評価する事は普通にある事です。
クライアントから良い評価を得られなければ、 単に制作者の不手際で、良い作品が出せていないという事になります。いくら制作者が良心的に取り組み、「いい作品が出来た」と自画自賛しようが 、何時間かけようが、そのような「制作者の気持ち」や「制作時間」はまったく関係はありません。
厳しい事ではありますが、良い評価を得られなければ、“自分の実力不足”や“自分の能力の問題”と捉えなければなりません。
マイナス思考の方がそう思えば、肩を落とし落ち込む事になってしまうのではないしょうか。ですがクリエイターはプラス思考の人間が多いです。
なぜかと言うと、創造するという事は、前向きでプラス思考でないとできないからです。
誰でもマイナスに考えてしまう時はあります。でも、その時に意識的にプラスに考え直すのだと思います。
どんなに辛い評価でも、”叱咤激励”とプラスに捉え、自分を向上させて行きます。
間違っても「クライアントが悪い」なんて事は考えてはいけません。
ラーメン屋が、まずいラーメンを作っておいて、客に「マズイ」と言われたら、「オレのラーメンはお前みたいな”素人”には分からないんだよ!」なんて逆ギレをする事と同じ事になってしまいます。
いつでも問題は、 “未熟な自分”です。
その未熟さがいつか熟練されるように、日進月歩で成長し続ける努力をします。
そのような意味で“自責”と考える事は重要です^-^
仕事で使う”自責”とは、一般的に言う”自責の念”とは少し意味合いが違います。
一般的に”自責の念”とは、”自分を責める”ということですが、ビジネスにおいての”自責”とは、”自分にはもっと何か出来たのでは?”と前向きに考えるという事です。
つまりは自分の問題と前向きに捉えるという事です。自分の責任において進めるという事でもあると思います。
そう考えると成長し前進して行けます。
成長したいと思う方は、何事も自分の問題と捉えましょう!